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★牧文四郎…内野聖陽
 おふくとの純愛に生きた・心優しく強い男。養子だが、牧家の長男で、義理の父・助左衛門を尊敬する。父の事件で「反逆者の子」の烙印を押されるが、父を信じて屈辱に耐え、「秘剣村雨」を学び、父の仇でもある里村家老の陰謀を粉砕する。なお、ドラマの始まりでは、郡奉行となり、父の名を継いだ・助左衛門(40)として登場する。

★お福…水野真紀
 牧家の隣の家の娘。文四郎に想いあるも、江戸の奥勤めに奉公に出される。そこで藩主のお手がつき、側妾お福となる。一度は流産したが、殿の御子を国元の欅御殿で出産。里村派による欅御殿襲撃の時、文四郎と再会するが…。なお、ドラマの始まりでは、藩主を亡くして出家を控えた・お福さま(38)として登場し、文四郎と20年ぶりに再会する。

★牧助左衛門…勝野洋
 文四郎の義父。普請組28石2人扶持の下級武士。寡黙だが男らしい男。城下を大嵐が襲った時、農民の立場に立って事に当たる。だが、派閥抗争の犠牲となり切腹させられる。

★牧登世…竹下景子
 文四郎の義母。文四郎の実父の妹で、文四郎には叔母に当たる。文四郎には、少し口うるさいが、困った人には優しい。隣家の娘・ふくや矢田家の淑江に、それとなく心遣いをする。夫亡き後、文四郎を支えた、芯の強い女性である。

★小和田逸平…石橋保
 文四郎の終生の友。小姓組100石、小和田家の当主。幼くして父を亡くしたが、明るい母・路(五大路子)のもと、のびやかな性格に育つ。文四郎が「反逆者の子」と言われても、変わらずに親友として付き合い、後に、文四郎に加勢し、生死をともにする。

★島崎与之助…宮藤官九郎
 文四郎の終生の友。小役人の次男。剣術はからきし駄目だが、学問で身を立てようと、江戸に出て学び、藩校の助教となって帰国する。文四郎には、ふくへの想いを相談できる親友。

★矢田作之丞…村上弘明
 お納戸役(100石)を勤めながら、石栗道場で師範を勤める。15歳の文四郎に稽古をつけ、その才能をいち早く認める。横山派に組したとして、政変で切腹させられる。

★矢田淑江…鈴木杏樹
 矢田作之丞の妻。夫亡き後、身分定まらぬまま、捨て扶持を与えられて、ひとり、長屋住まいを強いられる。淑江の心の虚しさに、妻子のある野瀬郁之進(冨家規政)が忍び寄る。実弟の布施鶴之助(海部剛史)は、姉の不義を怒るのだが…。妖艶な美しさの奥に、強い意志の力があることを、文四郎は後に知る事になる。

★布施鶴之助…海部剛史
 矢田淑江の弟。無外流の遣い手。淑江のもとに通う野瀬を、一時の激情で斬ろうとして、文四郎に止められ、その恩を感じ、後に文四郎に加勢し、生死をともにする。

★犬飼兵馬…荒井紀人
 文四郎の剣の宿敵。御使番(300石)の家柄だが、次男坊ゆえの鬱屈を剣にぶつける。後に、里村派の用心棒(刺客)となり、欅御殿襲撃のリーダーとなる。

★石栗弥左衛門…石橋蓮司
 空鈍流の道場主。文四郎の剣の師。諸国修行の果てに、不敗の剣・秘剣村雨の技をあみ出す。藩士が技を競う奉納試合に勝った文四郎に、秘剣村雨の技を伝授する。

★横山又助…柄本明
 横山派のドン。政変後、主席家老から家老に降格。牧助左衛門への助命嘆願書を手に入れ、失地回復をはかるが…。

★里村左内…平幹二朗
 里村派のドン。横山派を一気に潰す政変で、次席家老から主席家老となり、世子に松之丞を擁立し、藩政を私物化する。その権力を完璧にせんと、お福が産んだ殿の御子を暗殺しようとする。文四郎には、いわば、父を殺した仇(かたき)である。

語り…草笛光子


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