田村菊太郎
(たむらきくたろう)
…内藤剛志
東町奉行所同心組頭を務めた父・次右衛門が妻の政江に隠して祇園の茶屋の娘に産ませた。18歳の時突然遊蕩生活を始め、後に七両の金を持ち出して家出する。再び京に戻り、公事宿「鯉屋」の居候という気ままな立場を楽しみつつ、様々な事件を解決していく。
お信
(おのぶ)
…南果歩
料亭「重阿弥」で働く。菊太郎のかつての恋人。菊太郎の出奔の後、他家に嫁ぐが、夫と死別し、今は一人娘の清(7歳)と暮らしている。京に戻った菊太郎とは付かず離れずの関係で、いつも周囲に気を揉ませている。時に泣き虫な菊太郎を優しく包み込む良き理解者である。
鯉屋源十郎
(こいやげんじゅうろう)
…渡辺徹
公事宿「鯉屋」の主人。店の仕切りは妻の多佳にまかせているが、市井の民を守る公事宿の仕事を誇りに思っている。強い正義感を持つが故に、時に同業者からは良く思われないこともある。居候の菊太郎の暮らしぶりに意見はするが、誰よりも菊太郎の人柄に惚れている。菊太郎とは何でも言いあえる関係である。
多佳
(たか)
…東ちづる
鯉屋源十郎の妻。公事宿の仕事を実質的に仕切っている。店の者には威勢の良い源十郎だが、この多佳には頭が上がらない。子供のような菊太郎を姉のように源十郎と共に見守っている。源十郎との間に子供はない。時に体を張って主人の源十郎を守るなど京女の強さを持つ。
田村銕蔵
(たむらてつぞう)
…石本興司
菊太郎の腹違いの弟。兄・菊太郎のことが大好きで、今でも家督を菊太郎に返上しようと考えている。菊太郎とは正反対に生真面目な性格で、それが原因で仕事でも思わぬ窮地に陥ることも。
奈々
(なな)
…星奈優里
銕蔵の妻。銕蔵のことを尊敬し、同心組頭の役職も良く理解している良妻であるが、お嬢様育ちで時にちょっとオッチョコチョイなところがある。次右衛門と政江にも愛される存在で、政江からは女の強さを吸収していく。
田村次右衛門
(たむらじえもん)
…田中邦衛
菊太郎の父。菊太郎の出生の一件で、妻の政江に頭が上がらない。家督を銕蔵に譲り隠居の身であるが、菊太郎とお信の関係に一番気を揉み、何かとお信の味方をする。事件に関しては、時に適切なアドバイスをして、菊太郎や銕蔵を助ける。
政江
(まさえ)
…香川京子
菊太郎の育ての母。我が子同様に育てた菊太郎の出奔の理由が、弟・銕蔵に家督を継がせるためと知って心を悩ませていた。菊太郎のことが気になり、時々鯉屋を訪れては、着物などの世話を焼く。強くて優しい良妻であるが、時折昔の話をしてチクチクと次右衛門を困らせる。
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