作者のことば…岡田惠和
いよいよというか、ついに、パート3です。
久しぶりにあのメンバーに会えるのが楽しみです。
でも、問われている気もするのです。
一緒に仕事をしていない間の生き方を。
ちゃんとその間、頑張って生きていないと、皆に負けてしまう気がして。身がひきしまります。
パート3だからと言って、あまり気負うつもりはありません。
これだけの役者さん達を書ける幸せ。それを噛み締めつつ、
今まで愛してくださった方の期待を裏切らないようにしたい。それだけです。
このシリーズ全体の大きなテーマ
「生きることの素敵さ」 「人とかかわることの良さ」
この二つをしっかり描いていきたいと思っています。
ずっとつづくといいなと、思いながら。
制作にあたって…峰島総生(ドラマ番組チーフ・プロデューサー)
この秋、月曜ドラマシリーズに、いよいよ「ちゅらさん3(スリー)」が登場します。おなじみの古波蔵家そして一風館のメンバーも総登場です。
平成13年4月〜9月に連続テレビ小説として放送した「ちゅらさん」は、おかげさまで視聴者のみなさまから大好評をいただき、続編を期待する多くの声にお応えして、平成15年3月〜4月には月曜ドラマシリーズとして「ちゅらさん2」を放送しました。
また、「ちゅらさん」は、テレビ放送50年を記念した「もう一度見たいNHKのあの番組リクエスト」でも全部門のなかで1位となり、今年1月に総集編を放送しましたが、「全編の再放送を」というご要望にお応えし、春からはBS2で全156回を再放送しています。
さらに「恵里たち、ちゅらさんファミリーの今を是非」という声にお応えして、今回「ちゅらさん3」を制作することになりました。
今回のテーマは「親子」です。恵里たち家族の、沖縄そして小浜島へのひと夏の帰郷をとおして「新しい命の誕生」「親子の絆」を見つめる物語を描いていきます。ぜひご期待ください。
演出にあたって…大友啓史(ディレクター)
久し振りに、「ちゅらさん」の原点ともいえる小浜島に行ってきました。
劇中でも使用させていただいた、沖縄ならではの亀甲墓を訪ねたとき。ふっと「ちゅらさん」第1週に登場した和也君とおばぁの会話を思い出しました。「おばぁは……死ぬの怖い?」もし自分が死んでしまったら…。今感じているこの「大切な感情」は、一体何処に行ってしまうのだろう。子供ながらにそんな疑問と必死に闘っていた和也君の存在が、改めて脳裏に蘇ってきました。そして、和也くんと恵里ちゃんの、あの「約束」も…。
「ちゅらさん」は、人が生きていく上で「忘れたくない、忘れられない」、そんな「大切な感情」が、さりげなくいっぱい詰まっているドラマだと思います。そしてそれは、この島での子供同士の小さな小さな「約束」から出発しています。「約束」を何とか「叶えよう、叶えさせてあげよう」とする登場人物たちの「優しさ」から始まっています。
厭なことがいっぱいある世の中です。『優しさが世界を変える』。そんな大それたキャッチフレーズを、「ちゅらさん3」からこっそり発信していきたいと思っています。
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