甘玉堂のショーケース拝見 1

甘玉堂のショーケースには、いつもおいしそうな和菓子が並べられています。「あまたま」をはじめ、その全てが『つばさ』で和菓子指導をお願いしている東京製菓学校・小林紀夫先生のオリジナル和菓子です。 今回は、甘玉堂で売られている和菓子について、小林先生にお話を聞きました。

皆さんはお気づきでしたか?

甘玉堂のショーケースに並んでいる和菓子が、季節に合わせて入れ替わっていることを。
甘玉堂の名物である「あまたま」など定番の和菓子は変わりませんが、ショーケースに向かって左側(お客さんから見て)に並べてある、いわゆる「上生菓子」と呼ばれる和菓子のコーナーは、シーンの季節に合わせて入れ替えられているのです。

「和菓子には、焼き菓子、もち菓子、おまんじゅうなどの蒸し菓子などがありますが、それらはある程度ベースとなる配合や製法があります。しかし、上生菓子は素材にも製法にも何の決まり事もありません。和菓子職人が自由な発想で創作するもので、そのぶん作り手の感性や技術が如実に現れる和菓子でもあります。 老舗(しにせ)の和菓子屋さんでは、素材やモチーフ、彩りなどを工夫して、季節感やそのお店の個性を表現している美しい上生菓子が並んでいますね」

放送では、ショーケースの中は一瞬しか映らないことが多いのですが、季節ごとにちゃんと和菓子が入れ替えられ、そこにはスタッフだけでなく、小林先生のこだわりが表現されているのです。

また第10週(6/1〜6)では、先代の梅吉(小松政夫)が創作し、その後ずっと甘玉堂で売られてきた「千日草」という和菓子が登場します。それと共に、つばさ(多部未華子)を激怒させる梅吉のとんでもない過去も明らかになります。
さらには、1986年に放送された“朝ドラ”「はね駒」のヒロイン斉藤由貴さんが、23年ぶりに“朝ドラ”に登場しますので、どうぞお楽しみに。

次回の「甘玉堂のショーケース拝見 2」では、「千日草」が完成するまでの苦労話を小林先生に紹介していただきます。