今日もおじゃる丸たちのおやつはプリン。さっさと自分の分を食べてしまったおじゃる丸はカズマのプリンをねだるが、カズマは「ダーメ」とそっけない。そこへ、カズマの友だちの金ちゃんが、宿題（しゅくだい）を教えてもらおうとやってきた。カズマはおやつを中断（ちゅうだん）し、金ちゃんの宿題を見てあげることに。今がチャンス、とカズマのプリンをねらうおじゃるだが…。

おじゃる丸たちちっちゃいものクラブのメンバーに「あしたはわたしの誕生日（たんじょうび）」とつげる貧乏神（びんぼうがみ）の貧（びん）ちゃん。「豪華（ごうか）なプレゼントはいらない、気もちだけでいい。」とあくまでもひかえめ。一方、おじゃる丸たちは「そんなわけにはいかない」と、どんなおいわいをしたら貧ちゃんがよろこぶか、あれこれアイディアを出し合う。しかしどれもいまいちで、なかなかきまらない・・・。

エンマ大王がみずからシャクをとりもどそうとまたまた月光町にやってきた。おり立ったのは、お金もちの坂田家（さかたけ）の庭（にわ）だった。金ちゃんからこの庭のどこかにおじゃる丸はいると聞き、さがしにいこうとするエンマ大王。この庭は森のように大きいのでまよわないように、と金ちゃんは道あんないを買ってでる。おじゃる丸に会えるかどうかは、金ちゃんしだいだ、とエンマ大王ははっぱをかけるが・・・。

またフラレてしまった電ボ。夕日がまぶしい公園でひとりおちこんでいると、どこからか女の子の声が聞こえてきた。「わたし、かげよ」・・・と。声の主（ぬし）は、なんと電ボ自身の　『かげ』だった。いつも一緒（いっしょ）にいるだけに、かげよは電ボのことを何でも知っている。話が合うふたりは、おしゃべりして楽しくすごすが、だんだん日がくれてきて・・・。

ＵＦＯにのってどこからともなくやってくる宇宙人（うちゅうじん）の星野一家。そのすがたをみかけた週刊誌（しゅうかんし）のカメラマン、シンジツトルゾウことスクープさんは、なんとか取材（しゅざい）したいと月光町中をさがし回る。しかし町の住人（じゅうにん）としてすっかりまわりにとけこんでいる星野一家を見て、ホントに宇宙人かとうたがう。そこへ、もうひとりの宇宙人、諸星（もろぼし）がやってきた。