散歩（さんぽ）をしていたおじゃる丸が石（いし）につまずいて転（ころ）んでしまう。おじゃる丸は、お供（とも）していた電ボに、カズマを呼（よ）んできてほしいと頼（たの）む。カズマが急（いそ）いでかけつけると、おじゃる丸は、鼻（はな）の頭（あたま）を少（すこ）しすりむいただけだった。おじゃる丸の大げさな大騒（おおさわ）ぎはそれからも続（つづ）いて・・・

どんな不思議（ふしぎ）もズバッと解決（かいけつ）する名探偵（めいたんてい）石清水くん。西では消（き）えたバス停（てい）の謎（なぞ）を解（と）き、東では公園（こうえん）にできた不思議（ふしぎ）な模様（もよう）の謎（なぞ）を解（と）き、北では喫茶一服（きっさいっぷく）のマスター、マイクの疑問（ぎもん）を解（と）く。そんな「名探偵」（めいたんてい）にも解（と）けない謎（なぞ）があった・・・

石好（いしず）きカズマの一番（いちばん）のお気（き）に入（い）りは、「なんでもないただの小石」。でも、近頃（ちかごろ）ちっともカズマに磨（みが）いてもらえていない。最近（さいきん）のカズマはキラキラ、ゴツゴツした石ばかり見ている。カズマの部屋（へや）の片隅（かたすみ）にぽつんと置（お）かれた「なんでもないただの小石」は、カズマに拾（ひろ）われたときのことを思（おも）い出（だ）し・・・

暑（あつ）い夏（なつ）のある日（ひ）、田村家（たむらけ）のリビングで、おじゃる丸（まる）がクーラーの温度（おんど）を1度（ど）さげると、突然（とつぜん）大きな音（おと）がしてクーラーが壊（こわ）れてしまう。クーラーがすぐに修理（しゅうり）できないとわかり、暑さにたえかねたおじゃる丸はマンションの外（そと）に出（で）て、人（ひと）それぞれの涼（すず）み方（かた）を見（み）てまわることにしたが・・・

桃太郎（ももたろう）や一寸法師（いっすんぼうし）のお話（はなし）を聞（き）き、鬼（おに）が悪者扱（わるものあつか）いされてるのが面白（おもしろ）くないキスケ。月光町のおまわりさん、小心さんにも「鬼（おに）は悪者（わるもの）っ」と言（い）われてしまう。キスケは鬼（おに）にもイイ鬼（おに）がいることを教（おし）えてあげるんだ、と小心（しょうしん）さんのお手伝（てつだ）いをすることにしたが・・・