電ボは小さな柿(かき)に「お友だちになって…」と声をかけられる。どんどんうつくしくなっていく柿に恋(こい)をする電ボ。ある日柿の木をたずねるが、木の先にすがたが見あたらない。
小さい生きものたちのあつまり”ちっちゃいものクラブ”。たくさんの人たちに自分たちのクラブを知ってもらうため、新聞を作ることにした。
ある日、おじゃる丸は急にいろんなものにさわりたがるようになる。カズマの髪(かみ)の毛や電ボのおしり、コマ犬オコリン坊ニコリン坊のおなかなど…。さわり心地のよいものをさがしつづけ、さいごに見つけたものは?
乾物屋(かんぶつや)のわかき主人・開干ゑ門が、おやつにと乾物をごちそうしてくれた。かたくてアゴがつかれてしまうが、おいしそうに乾物を食べる子鬼たちを見て、おじゃる丸はめずらしくひっしに乾物をかみ続ける。
月光町のはずれにある月光タワーに、カズマはおじゃる丸をせおってパパと出かける。むかしタワーにいったパパは近道(ちかみち)を使いながらいく。パパとカズマ、小さなぼうけんの旅(たび)。