第1話 風の少女
2007年4月7日(土)
想像力豊かな少女エミリーは、カナダのプリンス・エドワード島に父とふたりで暮らしていた。ところが、愛する父は「世の中は愛がいっぱいだ。春はどこにもやってくる」という最期の言葉を残して亡くなってしまう。葬儀にやってきたのは、母方の親戚マレー家の人々。誇り高く権威的な彼らは、自由な考えで自分を主張するエミリーを生意気で憎らしい子どもと感じ、誰ひとり引きとろうとしなかった。
第2話 マレー家の誇り
2007年4月14日(土)
エミリーはエリザベス伯母さんに数々のニュームーンの決まりを教わったあと、お下げ髪を切るように言われる。しかし、エミリーはそれを拒否する。お下げ髪は父ダグラスのお気に入りの髪型だったのだ。譲らないエリザベスと激しい口論になり、エミリーはおしおきのため、二階の客間に閉じこめられてしまう…。
第3話 変わり者イルゼ
2007年4月21日(土)
初めて学校に行ったエミリーを、同級生の少女たちは、マレー家から来たという理由だけでいじめる。担任のブラウネル先生も、自己主張のはっきりしているエミリー快く思わない。少女たちの中で特にエミリーに対して攻撃的だったのはイルゼという少女。憤慨したエミリーはイルゼとの対決を決意する…。
第4話 四人のスケッチ
2007年4月28日(土)
エミリーとイルゼは、病気で学校を休んでいるテディの家に毎日遊びに行くようになる。テディはとても優しく純粋な性格で、絵を描く才能に溢れていた。テディは隠してあるスケッチブックをエミリーたちに見せてくれる。テディが描いた絵を見て、息をのむエミリー。しかし、「どうして隠してあるの?」と聞くエミリーに、テディは「絵を描くと母さんが悲しむから」という。
第5話 はじめての舞台
2007年5月5日(土)
学校で演劇会が開かれることになった。ローダから挑発され、「ちゃんとした劇を作って、演じてみせるわっ」と宣言してしまうエミリー。しかし、家に帰り、どんな話にしようかアレコレ考えるが、ちっともイメーがわかない。おまけに、エミリーが小説や詩に関わる事を快く思わないエリザベス伯母さんから、台本を書くことを禁じられてしまう…。
第6話 毒リンゴ事件
2007年5月12日(土)
ニュームーン農場の隣にはジョンという農夫が住んでいた。昔から、マレー家とは犬猿の仲である。しかし、エミリーたちはジョンの林が大好きで、彼の納屋を遊び場にしていた。ある日、エミリーはジョンの納屋でりんごを食べるが、そのりんごにはネズミを殺す毒が入っていたという。エミリーは、自分の命はもうわずかだと、涙にくれて遺書を書く。
第7話 大好きな林
2007年5月19日(土)
ニュームーンの一大ピンチ。のっぽのジョンが大切な林を伐採するというのだ。自分でなんとかしたいとやきもきするエミリー。そんなとき、ジョンのもとへ密偵に行ったペリーが有力情報を得て帰ってくる。ジョンは、隣村に住むキャシディ神父だけは信頼しているというのだ。キャシディ神父の忠告があれば、ジョンも林の伐採を断念するかもしれない。エミリーは、ニュームーンを救うために、隣村に行くことにした。
第8話 お母さんの部屋
2007年5月26日(土)
ニュームーンに来て以来、エミリーにはずっと気になっていることがあった。それは、エミリーの母ジュリエットが使っていた部屋がこの屋敷にあるということだ。エミリーはその部屋に入ってみたくてしかたない。だが、部屋には鍵がかけられており、その鍵はエリザベス叔母さんがどこかにしまっているという…。
第9話 消えたダイヤモンド
2007年6月2日(土)
イルゼがニュームーンに泊まりにくることになった。みんなが寝静まったあと、イルゼにサマーハウスの中で消えたダイヤモンドの話をする。そのダイヤモンドは、50年前にミリアム・マレーがなくしたもので、時々、月明かりに輝くという。次の日、テディとペリーにダイヤモンドの話をするエミリー。結局その夜、ダイヤモンドを探すことになるエミリーたちだが・・・。
第10話 夢を織る人々
2007年6月9日(土)
学校にカーペンターという新しい先生がやってきた。彼は突然エミリーたちを教室の外へ出した。学校の前の広場で、それぞれが自分の学びたいことを学ぶ教科書を使わない授業である。先生はとうとうエミリーのところへやってきて、どんな詩を書いているのかとたずねる。ノートを渡したエミリーは期待と緊張に胸を膨らませるが・・・。
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